勝手に本紹介①

こんばんは。

もう5月も終わりですね。

やっと博多に慣れてきたこの頃!

 

さて、表題の通り、勝手に本の紹介をやりたいと思います!

(いつかやりたい思っていたのに、ずるずると今まで来てしまった。笑)

その第1回目は下記の通りです。

タイトル:「うれしい悲鳴をあげてくれ」

著者:いしわたり淳治

何気なく本屋の店頭で手に取った一冊。著者については詳しくは知らないが、最初の5Pを読んで、おもしろいっと思って衝動買いした。

短編およびエッセイ集ですが、その中でも気にいったものを紹介します!

まず、短編「さみしい夜は」は、今の現状を言い当てていると思われる。娯楽が多いことは素敵なことだが、代わりに失うものもあるはず。

短編「空き巣さんいらっしゃい」は、興味深い。自分も含めて人って普段は他人が入ってこないフィールド(部屋)をもっていて、その中のものを省みることってなかなか無い。素敵な恋愛はその中に人を呼んで、いろんなことに気づかせてくれると思う。

本文中の「動物は死の恐怖から進化を遂げた。永遠に生きられると知ったら生き物は学習や努力をやめる。」には納得した。人生の中で進化とまでは言えなくても、死の恐怖があるからこそ成長し、何かを成そうとするのではないか。誕生日はそれに気づかせてくれる存在。