「その時までサヨナラ」山田悠介

こんばんは。

1か月前に鹿児島マラソンを走ったのですが、その後遺症に苦しんでいます(>_<)

走り終わった直後は何も問題なかったのですが、レースの一週間後くらいからひざ裏の関節が痛み始めました。やっぱレース中に酷使したんだろうな。マラソン直後は大丈夫でも、少し時間が経って故障するのはよくある話です。マラソンに向けてしっかり距離を踏んでいれば、問題ないんでしょうけど、勢いで出場するとこうなりますよね。ジョギングを再開したい気持ちが強いですが、無理はしないようにしたいです。

 

さて、勝手に本の紹介No27です!

本屋さんでたまたま手に取った一冊。家族をテーマにした話で読んでみたくなった。
著者は「リアル鬼ごっこ」の作者だそうで、「リアル鬼ごっこ」は読んだことは無いけど、一時ブームになっていたよね(・ω・)
主人公の悟は家庭を省みないサラリーマン。妻子に家を出ていかれても関心はなく、会社の出世にすべてをかけている。そんな仕事は順調な悟だが、妻子が地震による列車事故に巻き込まれ息子の祐太がだけが生き残る。祐太との生活に困り果てていると、亡き妻の友人である宮前春子が現れる。そして、悟と祐太そして宮前の奇妙な生活が始まる。
まぁその後、悟が会社に裏切られて、本当に大切なものは何かと考える。そして家庭を大切にする父親になっていくってのはありきたりなストーリー。けど、宮前の秘密が徐々に明らかになっていく過程はとても引き込まれる。久しぶりに時間を忘れて本を読んでいた気がする。
最後、私は泣けなかったが、いろいろと考えさせられるね。親として子どもを思う気持ち、家族として伴侶を思う気持ちって良いなって素直に思う。あと、身近な人ほど居なくなってから大切さに気付くのかもしれないなぁ。。。
内容も面白く、読みやすいのでお勧めの小説です\(^o^)/