「テルマエ・ロマエ」ヤマザキマリ

こんばんわ。この頃、ちょっと暑くなってきましたね。今ぐらいの季節はちょうど良いですが、これから梅雨を抜け、夏が到来します。走るには暑く、寝苦しい時期ですが、夏にしかない楽しみもあるので、ボチボチ楽しんでいきたいと思います。

さて勝手に本の紹介No33です。今回は漫画なのですが、簡便してください。笑

勧められて手に取った一冊。阿部寛主演で映画化されていましたよね♪作者の目の付けどころが面白く、あっという間に読破してしまった。私も温泉が好きなので、共感するところも多く、またローマの歴史についても少し詳しくなれるので、興味のある方は是非!
【あらすじ】
紀元前の古代ローマの話。風呂の設計技師であるルシウスはひょんなことから現代の日本へタイムスリップしてしまう。日本の風呂技術の高さに戸惑うものの、ルシウスはその一部を古代ローマへ持ち帰り風呂文化が開化するのを助ける。その後も、現代日本と古代ローマを行き来し、皇帝専属の風呂技師として、ローマの風呂の発展に大きに貢献していく。そんな中、タイムスリップして伊藤温泉(たぶん架空)で小達さつきと出会い・・・
【感想】
現代では当たり前の科学技術も、知らない古代の人が見たらとても驚くだろう。そのシリウスの反応が新鮮だった。そしてその素朴な感動に温泉やお風呂のよさを再確認させられる。個人的にはヴェスビオスの話が好きで、温泉街の情緒や何気ない品物が多く登場している。また、漫画の途中にある作者のコラムは、入浴のことを中心に、日本と海外や古代ローマとの比較が書かれており、漫画同様に興味深く読める。