「夕暮れの時間に」山田太一

こんばんは。

リオデジャネイロ・オリンピックが始まりましたね。なかなか時差の関係もあって観戦することはできませんが、頑張れニッポン!!

陸上関係では、大迫選手や福島選手には日本記録を更新するいい走りを期待しています(^^♪ あと福士選手にもメダル争いをしてもらいたいな!

 

さて勝手に本の紹介No38です。

ずっと気になっていて手に取った一冊。戦時中を知る著者が見た現代日本が描かれている。うーん。。ちょっと期待しすぎたかな(´・ω・`)
【構成】
4部構成になっている。1章が最近の思いを綴っており、2章では、思い出について書かれている。3章は映画や物語について、4章は本について書かれている(具体的に何章は○○と書かれているわけではないので、読んだ後に個人的に感じたところです)。
【感想】
とても優しく、温かいエッセー集である。年代の差が大きく、共感できることばかりではないが、自分には無い視点で描かれていることもあり、興味深かった。「老いる」ということはどういうものだろうか?体力や気力のある若いままでいたいという思いがある反面、歳を重ねることは悪いことではないと思う。歳を重ねないとわからないこともあるだろうし、歳を取るからこそ頑張れることもあると思う。だが、70歳になった時のことは想像できない。著者も書いているが、新しいものへ対応できなく(あまりしなく)なるのかもしれない。ただ、自分も間違いななく「老いる」のだということを忘れないようにしたい。