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「水力発電が日本を救う」竹村公太郎

こんばんは。アメリカ大統領選挙がもう間近に迫ってますね。日本人である私には、

その戦況を見守ることしか出来ませんが、世界に大きな影響力を持つ国ですから、やはり気になります。両候補の詳しいことは知りませんが、トランプ氏が大統領になったら、日本もいろいろ変わるのかなぁ。と漠然と思っております。

さて勝手に本の紹介No45です!

とある本に紹介されており手に取った一冊。水力発電の可能性について述べられている。100年後も見据えて水力発電を見直そうという考え方は共感が持てる。実現に向けてのハードルはけっして低くはないが、100年後には今のような化石エネルギーへ頼ることができないだろうし、自然エネルギーである水力は有用なエネルギーになると思う。
【構成】
第1章ではダムを取り巻く現状が述べられており、第2章、第3章ではダムの持つ発電ポテンシャルが記述されている。日本が受ける水の恵み(豊富な降水量や急峻な地形)とダムのコンビで年間2兆円の発電を賄えるとなっている(ただ設備投資は必要)。また、ダムは強固な構造物であり、メンテナンスをすれば半永久的に使えると書かれている。第4章では地形とエネルギーの歴史が書かれており、第5章、第6章では今後ダムのポテンシャルを生かしていくシステム案(小規模水力発電の運営方法)が述べられている。具体的には、市町村がダム技術者集団(法人)の支援を受けながら、小規模水力発電を運営するという方針である。これにより市町村は独自の歳入を得られ、地球環境の保全にもプラス(化石燃料を使わないため)となると述べられている。
【感想】
水力発電を使う方向は良いと思うし、ダムの発電ポテンシャルが十分生かされていない現状にも納得ができた。あとはそれをどのように使うのか、システムを作ることが重要である。本書の案では目標まで遠く感じる。特にダムの嵩上げに関する部分や、事業の保証を行う会社は夢物語であろう。ただ、私にも良い案があるわけではない。(案の批判をすることは簡単である(-_-;))結局のところ、国(政府)が将来を見据えて、本格的に取り組む必要があるのではないだろうか。