「機龍警察」月村了衛

こんにちは。もう10月になりましたね。昼間はまだ暑い日もありますが、朝晩はけっこう涼しい。ドタバタしていた9月が終わったし、少し落ち着いて秋の夜長を楽しみたい今日この頃です。

さて久しぶりに勝手に本の紹介⑧です(^-^)

ちょっと前から気になっていて手に取った一冊。
近未来の日本(世界)と警察を描いた小説で、近未来とは、大量破壊兵器が衰退し、代わりに近接戦闘兵器「機甲兵装」(通称:キモノ)が台頭してきた時代のこと。
主人公は最新機種「ドラグーン」の搭乗員である姿俊之で、警察庁特捜部に所属する。ストーリーは主人公と他2名の搭乗員や特捜部のメンバーなどの視点から描かれている。「ドラグーン」は少し小さい「エヴァ○ゲリオン」みたいな感じなのかな。主人公の性格は全然違うけど。笑 主人公に感情移入することはないが、SF小説としては普通に面白い作品だと思う。戦闘シーンはイメージを膨らまして読み進めていく必要がある。
それぞれの登場人物には複雑な過去があり、この1冊だと多くのことが謎だらけであるので、すでに発売されている続編を読んでみたい。