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「堆積物と堆積岩」日本地質学会(編)

こんばんは.

リオオリンピック男子マラソンの真っ最中ですね!まだまだ勝負はこれからですが,頑張れニッポン!!

 

さて勝手に本の紹介No39です.

こちらも勉強のために手に取った一冊。地球の地表面は多くの堆積物と堆積岩に覆われている。本書では、その堆積物の成り立ちと、堆積岩の種類について記載されている。
【構成】
「概説編」では、砕屑粒子の形成・運搬、堆積物の変形構造、生物源・化学堆積物について記載されている。「実践編」では、堆積岩の分類と記載、堆積構造の解析、解析環境について述べられている。
【感想】
堆積岩と言えば、泥岩・砂岩・礫岩が挙げられる。その他にも、生物起源とものとして石灰岩やチャートがある。石灰岩は生物骨格粒子から生成されるものと、それ以外(二次堆積など)に区分される。また、チャートは地中から珪質成分が溶け出し堆積したノジュール状チャートと層状に重なった層状チャートに区分される。
また,河川堆積構造として①蛇行河川(氾濫原に泥岩が堆積し,河川には砂岩が堆積する)②網状河川(一般的に水量や勾配が大きく,礫が堆積する)に分けられ,湖沼堆積構造としては,緩やかな流れで運搬・堆積する細粒堆積物が主体となる.海洋堆積構造として①外側陸棚:水深80~200m(ほとんど泥の堆積物で,極細粒砂からなる平行葉理がみられる)②内側陸棚:水深20~80m(砂泥の互層が形成され,浅くなるほど砂質が強くなる)③下部外浜:水深6~20m(泥質堆積物を含まず,淘汰の良い細粒砂からなる.波の影響を受けてハンモック状斜交層理を形成している場合がある)④上部外浜:水深0~6m(比較的粗い堆積物が平板状もしくはトラフ型斜交葉理を形成する.