「東大卒プロゲーマー」ときど

こんばんは。九州は大寒波真っ只中です。笑 外は雪が舞っているし、本当に寒い!

つい先日、東京で大雪が降り、交通機関がマヒしていましたが、明日の九州は心配やな。よりによって明日電車で出張しないといけないとは(;_:) 大雪にならないことを祈るしかない!

さて勝手に本の紹介No19です(^^♪

ある人に紹介されて手に取った一冊。内容が読みやすく、久しぶりに夜更かしして読んでしまった。私はほとんどゲームをしないので、プロゲーマーの世界のことは知らなかった。しかし、こんなに熱い気持ちをもってゲームへ取り組んでいる人がいることを知れて面白かった。
著者「ときど」の今までの半生が描かれている。ゲームの虜になった幼少時代、東大を目指してゲームと勉強を両立した中高時代。そしてゲームを忘れるほど熱中した研究とその後の挫折を味わう学生時代、そしてプロゲーマーへの道のり。それぞれの時代に感じた事、悩んだことなどが熱い気持ちとともに綴られている。とはいってもは著者は30歳くらいなので、ほぼ私たちと同世代。プロゲーマーという確立されたと言えない職業の中で、自分の道を切り開いている(現在進行形)姿は刺激を受ける。
本書を読んでいて著者は、何かに集中(没頭)することができるタイプの人間だと思った。このタイプは、時間を忘れて集中でき、熱い気持ちを持っている人が多い気がする。良くも悪くも周りを見ずに集中できるのは、1つの才能ではないだろうか。歳を取れば、嫌でもいろんなものが見えてくるわけで、若いうちに何かに情熱を捧げ、わき目を振らずに集中できるというのは羨ましい。こんな生き方は出来るのは一握りの人であるが、考えさせられる部分も多かった。
最後に本書の中で気になったフレーズを。
「情熱は、人に伝染する。」
自分自身、大きな炎は灯せてはいないが、小さな炎くらいは灯せているだろうか?