箱根駅伝を観て

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします(^^)

あっという間に正月も終わってしまいましたね。これといったことをしたわけではありませんが、帰省して地元の友人と酒を飲んだり、両親とのんびり過ごしたりと、良い正月でした!

さて、正月の風物詩と言えば「箱根駅伝」。私はもちろん走ったことはありませんが、学生時代は憧れていました。まぁこの大会は、関東の大会であり、他の地区のチームは出られないという少し変わった大会でもあります。甲子園のように全国どこにいても甲子園を目指す(現実的かは別として)!ということは出来ません。大学の全国駅伝大会もあるのはあるのですが、知名度や注目度では箱根駅伝には敵いません。それくらい箱根駅伝は「お正月の風物詩」として世間一般に人気があり、歴史が長いということでもあります。

 

そんな箱根駅伝と直接は関係ありませんが、

日本女子の長距離界について興味深い記事を読みましたので紹介したいと思います。

みなさんは女子駅伝は観たことがあるでしょうか?

女子マラソンなら観たことあるという方は多いかもしれません。女子マラソンを走るような一流選手(結果を残して注目される)は本当に一握りです。多くの実業団選手・学生選手がおり、その中を勝ち残った選手のみが、オリンピックや世界陸上へ出場していきます。「全日本実業団女子駅伝」や「全日本大学女子駅伝」といった大会が毎年開催されています。もちろんテレビ放送もされていますが、知名度はとても低いのが現状です。もちろんスポーツの世界なので、厳しい競争があるのは当たり前なのですが、そのような女子選手の実態については、ほとんどスポットが当たることはありません。

そして、女子選手の選手の入れ替わりの速さには驚かされます。TVに出るような人ならまだしも、そこまでなれない(もしくは可能性はあってもなっていない)選手は、ほんとうに数年で名前を聞かなくなります。

上記の記事は、そんな現状をレポートし、警鐘を鳴らしています。私も実業団選手の環境について、詳しく知っていたわけではないので、初めて知ることも多かったです。体重管理に罰金があるなんて。。。指導者の意識改革が重要だと記事にはありますが、女子の長距離選手は健康を犠牲にして、競技に取り組まなければならない以上、とても難しい問題だと思う。相当な覚悟をもった選手が現れない限り、日本の女子マラソン界は厳しいだろう。少なくとも、中途半端な覚悟しかない選手を、使い捨てのようにしている現状のシステムは見直していく必要があるのではないだろうか。